中国武術雑記帳 by zigzagmax

当世中国武術事情、中国武術史、体育史やその周辺に関する極私的備忘録・妄想と頭の体操 。頭の体操なので、たまたま立ち寄られた方は決して鵜呑みにしないこと(これ、肝要)※2015年2月、はてなダイアリーより移行

武當派武術の継承者

覃献平氏湖北省文化庁より、省級無形文化遺産である武當(派)武術の代表的継承者として証書を授与されたという記事。

覃献平氏は、趙剣英氏(故人)の息子。趙剣英は太乙五行拳の伝承者で、文化部が定めた国レベルの無形文化財の最初のリストの中で、武當派武術の代表的伝承者として認定されている。

この記事を見て、以前にメモした湖北省の省級無形文化遺産の元データを見直したのだけれど、そのなかに「武當派武術」は含まれていない。しかも、省級文化遺産は、代表的継承者とセットで公表されているわけではないので、やや混乱してしまった。

武当武术传承人覃献平获任命

武术网(李阳)讯:省文化厅28日颁发证书,命名58岁的覃献平为省级物质文化遗产名录武当武术代表性传承人。
覃献平现为太乙五行文化研究会会长及太乙五行拳十九代衣钵传人、武当全真龙门派第十九代掌门人、丹江口市政协委员。他自幼随母亲赵剑英(国家级非物质文化遗产武当武术代表性传承人)习武,打下了深厚的武术功底。他巡游各大门派习众之长:得到武当山太乙五行拳正宗传人、爱新觉罗·寰的言传身教;跟随形意门大师马礼堂高徒尚济学习形意拳,跟随形意八卦太极大师沙国政习练武当三丰太级剑、八仙剑;由武当史式八卦掌第三代传人狄兆龙传授武当史式八卦掌等。
从1994年至1999年,覃献平率领十堰自由摔跤队连续6年蝉联省团体第一,其弟子多次获全国各级别比赛桂冠。目前,以覃献平为核心的国家级非物质文化遗产武当武术传承基地即将在武当山静乐宫旁开建,这个规划55亩的基地将是中国首个以武当武术、养生静修为核心推广理念、以道家建筑风格亮相的传承平台。

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