2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧
笠尾恭二『中国武術史大観』(復刻版が出たけれど手元にあるのは旧版のみ)をぱらぱらと見直していたら、馬良の中華新武術について紹介した箇所で、1918年の5月に日本の禅僧・関清拙が済南の馬良邸を訪問しており、そこで中華新武術を含む各種の武術の演武を…
1927年12月14日の民国日報に、張之江が国民政府委員に任命されたときに、彼にしたがって、彼の「河南勦匪総司令部の随員」は一律国民職員に編入するとして、以下の人々の所属と肩書が紹介されている。 秘書長 孫玉誠 国府秘書 上校参謀 駱斌 国府一等候差員 …
「Late Qing and Republican-Era Chinese Newspapers」で、中央国術館の成立前後から、第一回国術国考あたりまでの動きについて調べてみた。 新聞報道を時系列で眺めてみると、いろいろな発見がわかり、『中央国術館史』の記述もかなりアテにならないことが…