少林寺関係の時事ネタ アップデート
少林寺関係のメモが続いたけれど、情報のアップデートの意味で、最近見かけた記事などの中から、時事的小ネタをまとめてメモ。
1.釈永信方丈のスキャンダル関係
とりあえずメモだけ。
〇関連の過去メモ
2.武僧くん
今年2月に銀座で公開された少林武僧の写真展に関して、撮影した大串祥子のコラムとインタビュー。武術関係者ではあまり思いつかない視点が新鮮。
大串祥子 写真展「少林寺」特別インタビュー | アパートメント
「武僧くん」たちがいったい何を目指して少林寺で修行をしているのかは、大串氏ならずとも興味のあるところだとおもう。
「武僧」とはやや異なるのの、武井壮も、河南省の武術学校で学生たちに、将来何になりたいかを質問していた。
ジャッキー・チェンやジェット・リーのような映画スターになりたいという答えが返ってくるのかとおもったら、武井壮が質問した男の子からは「うちは貧しいから家族の負担を減らしたい」「学校に認められれば、学費が免除になるし、教練として学校に残ることができる」といった涙ぐましい答えが帰ってきていた。映画「少林寺」が公開された当時はともかく、いまどきカンフーの腕を磨けば映画スターになれるなんて、それほど現実は甘くないことはみんな承知しているのだろう。
〇過去メモにも貼り付けているけど、もう一度貼り付け。
「強くなりたい」とか「敵を倒す」といった答えがかえってきていないのは、不思議といえば不思議なことだけれど、建国以来、ずっと「技撃」主義を否定し、武術というのはあくまで身体鍛錬のためスポーツであることを強調してきた結果がここにも見られるということなのかもしれない。
ちなみに、以下の短文で、ジェット・リーは、もはや武術で人を倒すという時代ではなく、そんなことをしたら却って警察に逮捕されてしまうよ、と述べている。
3.少林和尚飛行劇場(Shaolin Flying Monks Theatre)
今更言ってもしょうがないんだろうけど、静かに修行する場所というイメージとはほど遠く、もう何が何やら・・・。
「風動装置」というトンネルみたいな装置を利用して、本当に人の身体を空中に浮かせるようなことができるらしく、このリンクにある動画の最後のほうに、それらしい映像がある。でも、何のために?
〇以下のリンクには、風動装置の構造図などがある
〇日本語で紹介したサイト
〇少林カンフーショーの動画