中国武術雑記帳 by zigzagmax

当世中国武術事情、中国武術史、体育史やその周辺に関する極私的備忘録・妄想と頭の体操 ※2015年2月、はてなダイアリーより移行

『中国武術全史』編纂プロジェクト

掲題のプロジェクトが立ち上がり、5月11日と12日、瀋陽で会議が開催されたらしい。
あまり精しい情報が流れていないものの、プロジェクトのトップ(主編)は康戈武氏であること、同会議には上海体育学院瀋陽体育学院、河南大学等、10余所の高等教育機関から研究者20数名が参加したこと、『中国武術全史』は12分冊で、遼寧教育出版社から2021年に出版される予定であることなどがわかる。

断片的な情報だけであまり詮索しても仕方がないけれど、成果物の出版が人民体育出版社ではないのと、参加した機関の中に北京体育大学や天津体育学院が出てこないのがや意外な気がした。

全体はどのような構成で、だれがどの部分を担当するのか、そのあたりも気になるところ。
日本人愛好者としては、これまで類書のなかではとりあげられていない日中戦争期、とくに満州における武術の状況や、文化大革命の時代の記述に関心がある。大陸の公式な歴史観から自由であるとは考えられないので、これらの点に関してはあまり期待できないかもしれないけれど、楽しみなプロジェクトだ。

最近ありがちの、見かけだけ豪華で、活字がでかくて中身がスカスカにもかかわらず値段の高い本にはならないことを祈る。

 

《中国武术全史》编撰启动

 

人民网北京5月13日电 日前,为期两天的《中国武术全史》项目启动与编写研讨会在沈阳落幕。来自上海体育学院、沈阳体育学院、河南大学等10余所高校的20多位武术专家教授出席了会议。在11日下午举行的项目启动仪式上,教育部体卫艺司许弘处长指出,重视历史、研究历史、借鉴历史是中华民族的优秀传统,编写《中国武术全史》对促进民族文化复兴、促进武术学科建设、促进武术进校园都具有十分深远的意义。启动仪式之后,国家武术研究院专家委员会专家康戈武研究员介绍了《中国武术全史》的框架体系与编写要求。随后,参会专家教授在一天半时间内,集中和分组研讨了各分册目录及相关编写问题。

《中国武术全史》共分12册,由康戈武研究员担任总主编,该系列丛书预计于2021年由辽宁教育出版社出版。

http://sports.people.com.cn/n1/2019/0513/c22167-31082532.html