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中国武術雑記帳 by zigzagmax

当世中国武術事情、中国武術史、体育史やその周辺に関する極私的備忘録・妄想と頭の体操 ※2015年2月、はてなダイアリーより移行

洪拳泰斗・趙志凌

黄飛鴻-林世栄-趙教と連なる洪家拳の使い手として「国際洪拳趙志凌国術会」などの組織も運営しているという(未詳。ウェブサイトはないのかな?)、俳優の趙志凌(日本ではチャウシンチーの『カンフーハッスル』が有名か?)の、競技武術のオリンピック競技種目化に関するコメントをメモ。

北京では、最近「段位制工作会議」が開かれて、十年計画の取り組みの成果がさかんにアピールされているけれど、趙は伝統武術の立場から、段位制の普及は、各流派の発展にとっては役に立たない、と述べている。
言われてみればあたりまえのことだけれど、競技武術でいい成績をとるためには、競技武術の要求に沿って練習を重ねるしかなく、流派武術が求める要求とは一致しない場面が必ず出てくる。「本来のやり方はこうだけれど、試合で高得点をとるためにこういうやり方で演武しておく」、とか、学習者が区別していられるうちはいいかもしれないけれど、競争が激化するにつれて、流派武術との乖離は必然的に大きくなってゆく。
競技武術の世界では、80年代の末にそのような傾向に対して、「畸形発展」という批判が起きて、一時は跳躍動作などに制限を加えて、本来の武術としての「技撃性」が保持されるようなルール改定が行なわれたけれど、90年代にはいると、そもそもパフォーマンスとしての競技武術の要求と技撃性は必ずしも両立しないのではないか、ということになり、フィギュアスケートや新体操のように、より回転数の多い跳躍動作などが「高難度動作」として高く評価されるような大胆なルール改定が行われた。このあたりは、温力教授の『武術概論』や『武術与武術文化』(後者を読んだときのメモ)がとても参考になる。

なんだか、趙志凌の話からそれてしまったけど、まあいいや。趙志凌の動画は、中国の動画サイトにたくさんある(たとえば、これ。役者さんらしく、演出効果抜群)。

洪拳泰斗:武术“入奥”不利于各门派发展

南方都市报 [微博] 跑线2014-11-19 06:20我要分享 1
南都讯 记者 黄文冠 昨日上午,香港功夫片演员、洪拳泰斗赵志凌接受南都记者采访时表示,武术入全运会已经有三四十年,在去年“入奥”失败后今年推行武术段位制“十年计划”,实际上并不利于各门派发展,武术是多样性的,就算同一门派不同宗支的招式都不同,武术“入全”、“入奥”或者推行段位制并不利于武术本身发展,甚至会造成一些小门派的武术失传。

为参赛,习武者放弃学好门派武术

去年5月,武术申请奥运会正式项目失败,随后,为了让武术标准化,今年正式推行武术段位制,武术段位制共分为10个等级,此次“十年计划”在时间点上分成2年试点,5年普及和3年巩固,推广的方向主要是学校推广、社会推广和国际推广。目前,官方承认的拳种只有129个。

赵志凌回忆说,三四十年前,武术入全运会时,他就接到过有关工作人员让他去练全运会制定的比赛套路,“什么翻跟斗、跳高,你连续翻多少个就能得分之类的,这些动作你让一个年长的练武师傅怎么去翻?”

赵志凌说,武术入全运会这些年已经造成了很多小门派的武功失传,这是因为这项运动在全运会里面变得越来越简单、规定的动作越来越和武术本身脱节,为了去参赛,习武的人根本就不会好好学习门派的武术,另外,其他门派的人又怎么可能放弃自己门派的武术去学全运会要求的所谓“武术”?

赵志凌认为,中国武术也就是中国功夫,在影视作品的传播下国外开花,但国内并不乐观,这可能与全运会的规则有一定的关系,但国内如何发展,他也不知道。

“早期功夫演员都要习武,现在不一样了”

赵志凌在上世纪七十年代进入影视圈,并创办了“国际洪拳赵志凌国术会”。赵志凌表示,在香港早期影视作品中,功夫演员都需要习武,如果不会武功,打完一场,下一场肯定没份。

“你在电影里也会看到路人甲乙丙丁,如果是和功夫有关的片子,早期会功夫的弟子在片中都会露两手,不会的只能站着或干别的。”赵志凌说,比如洪金宝是学过洪拳的,成龙也是练过功夫的,早期的电影很注重动作,他今年在国外也发现很多早期的电影依旧有生命力,国外很多习武的人都喜欢看这些一招一式的武打片。

赵志凌说,目前很多武打片的演员一看就是没有学过功夫的,但现在有特效,“我们作为行内人,一眼就看得出是不是练过,但现在不追求一定要会功夫,而是要有票房”。赵志凌还表示,会功夫的人要进入影视界,在早年的香港确实比较容易,但现在不一定了。
http://news.qq.com/a/20141119/007419.htm