聶宜新編著『話説摔角与上海』

前半は、武術史の教科書にあるような「摔角」史のおさらいで、あまり新鮮味はなく、どちらかといえば退屈だったけれど、 後半から、上海における「摔角」の歴史が、関連団体や個人、トピックといった切り口から語られ、このあたりは面白かった。 それによると、上海における「摔角」はそれほど古いものではなく、霍元甲(…