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中国武術雑記帳 by zigzagmax

当世中国武術事情、中国武術史、体育史やその周辺に関する極私的備忘録・妄想と頭の体操 ※2015年2月、はてなダイアリーより移行

天津中華武士会研究会成立

少し前になるけれど、全球武術網に、中華武士会についての研究会が設立されたという記事が5月の終わりに掲載された(最後に全文を貼り付け)。

中華武士会は、2012年前後に、100周年を記念して様々な活動や関連書籍の出版(再販を含む)が行なわれてきた。今回の研究会の設立もそうした流れの上にたつのだろう。

 

◎100周年のときのメモ

zigzagmax.hatenablog.com

 

記事では、中華武士会は「1912年9月8日于天津河北三条石创立」とあり、そのときの発起人の名前として「劉殿琛、李存義、張占魁、李瑞東等」の名前が出ているるけれど、

楊祥全『津門武術』によると、李存義が「張占魁、李瑞東等」と連合して天津三条石で設立したのは「中華武術会」で、それは1911年のこととされている(楊祥全『津門武術』P.26)。中華武士会はこの「中華武術会」と、同じく李存義が関係し、中華武術会の2年前に設立されている「軍人会」(河北省深県籍の退役軍人の同郷組織)を前身として、1912年9月8日に、天津河北公園で「正式成立会」を開催している。記事は、このあたりの事実関係がごっちゃになっている気がする。

ちなみに、中華武士会は、1912年9月8日の天津河北公園における「正式設立大会」に先立って、6月に『大公報』に「中華武士会公啓」(6月5日)、「中華武士会簡章」(6月13日)を発表しており、それをもって、1912年6月を中華武士会の設立とする説もあるらしい。

そのほか、中国武術大辞典や中国武術研究院の『中国武術史』をはじめ、中華武士会の成立を1911年と書いているものも少なくないけれど、1911年成立説の具体的な根拠は

いまのところよくわからない。中国武術大辞典には、天津河北三条石の自治研究所で第1回目の設立準備大会開催されたのが1911年と出ているけれど、設立準備大会の開催をもって正式な成立とみなすのは無理がある気がする。

 

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こちらのブログ記事では、一般に言われている説とは異なり、中華武士会の設立と「同盟会燕京支部の関係を否定している。

山中札記「中華武士會始末(上)

 

ことほどさように、中華武士会については、その名前が知られている割には、実態はあまり知られていないように思われる。加えて、武術研究院の『中国武術史』や邱丕相主編篇『中国武術史』(高等教育出版社 普通高等学校民族伝統体育専業主幹課教材)や周偉良『中国武術史』(高等学校教材)など、最近のテキストでは、精武体育会の設立から、すぐに中央国術館に飛んでしまい、中華武士会についてはほとんど触れられてすらおらず(なにかオトナの事情があると考えるのは深読みか?)、学会の今後の活動には大いに期待したい。

 

◎左・邱丕相主編篇『中国武術史』(高等教育出版社 普通高等学校民族伝統体育専業主幹課教材) 右・周偉良『中国武術史』(高等学校教材) ともに高等教育出版社

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◎100周年のメモに出てきた閻伯群氏の文章。とても中身が濃い気がする。

早稲田大学に留学していた張恩綬など武術の学校体育への導入にかかわっているらしく、日本とのかかわりという点からも興味深いので少し頭の片隅に置いておきたい。

中华武士会历史寻绎——阎伯群 李瑞林 ——中国武术在线 社团简介

 

◎中国の動画サイトから、「纪念中华武士会百年的武术展示会」の動画集

尚武斎」周靖軒老師の姿も。

list.youku.com

 

天津中华武士会研究会成立

全球功夫网 杨文学 日期:2016年05月30日

 

全球功夫网讯 2016年5月28日,天津中华武士会研究会成立大会于天津市宁河区体育馆隆重举行,来自全国各地的中华武士会传人们及武术界领导、各流派代表人物300余人齐聚一堂,共同见证中华武士会发展史上极具历史意义的一刻。

中华武士会是民初中国北方第一大武术组织,与南方的精武体育会齐名,并称“南北武林双雄”,1912年9月8日于天津河北三条石创立,由近代著名武术家刘殿琛、李存义、张占魁、李瑞东等人共同发起,得到社会各界有识之士的大力支持,以“发展中国固有武术,振起国民尚武精神”为宗旨,是我国近代史上极具影响力的民间武术组织。中华武士会创办初期,刘殿琛任总教习,李存义任教务主任,张泽儒、叶云表任干事,李瑞东、李书文、张占魁、张景星、孙禄堂、郝恩光、黄柏年、李彩亭、李星阶、李子扬、韩慕侠、姜容樵、郭汉之、张天普、郭庆年等武术名家均加入武士会任教。1912年10月28日,举行盛大的武术表演,时称“中华武林英雄会”,来自全国的60多位武林高手表演了各门派武艺,观众上千人,盛况空前,对于弘扬民族文化、振奋民族精神有着重要意义。1921年,李存义去世后,李星阶掌管中华武士会,继续传习武艺,直至1928年。中华武士会教习各流派传统武术,其教学思想和方式被各地的武术组织和后来的武术家学习效仿,开启了武术传播的新局面,受到社会各界的一致赞扬。中华武士会培养出一大批有名望的武术人才,他们足迹遍及大江南北,为强种强国,洗“东亚病夫”之耻辱,以拳掌之力,血肉之躯,惩恶扬善,为护国安邦做出了不可磨灭的贡献!

天津是武术重镇,仅在近现代就涌现出了无数的武坛巨匠,李存义、张占魁、李瑞东、李书文、张景星、强瑞清、马凤图、霍元甲、吴秀峰、尚云祥、黄柏年、郝恩光、韩慕侠、赵道新、裘稚和、薛颠、唐维禄、傅剑秋、李星阶、黄岐山、张振之、李旭洲、樊瑞峰等一颗颗璀璨的明星,都曾在天津留下了足迹,至今,天津尚武之风依旧浓郁,流传着众多优秀武术流派,拥有大批习武者。历经百年岁月,在这片武术沃土上,中华武士会的传人们传习着前辈们的武艺和文化。从1999年开始,经于学龙、张茂清、冯裕民、臧志刚、王治斌等人筹备,开始每年两次举办“纪念中华武士会传统武术表演”活动,17年来从未间断,引起强烈反响。2011年,中华武士会被评定为天津市河北区非物质文化遗产,于学龙为代表性传承人。2016年,在张茂清、臧志刚、李京华、王刚、郭继宏等诸多同仁的努力下,天津市武协正式批准中华武士会研究会为天津武协会员单位。这标志着天津中华武士会精神的延续,其相关活动和研究也将进入一个新的阶段!

经研究与推选,张茂清担任天津中华武士会研究会会长,于学龙、宋润和担任名誉会长,路煊、孟庆元、张景森、张洪泉、郭继宏、刘宝和、宋和、刘宗刚、王刚、李京华、张猛、郑定朴、刘宝成、杨忠飞、李铁明担任副会长,臧志刚担任秘书长,李栢庭、柳瑞明、李霖、刘毅、吕瑞亭担任副秘书长。原中国武协主席李杰担任专家委员会名誉主任,原中国武协副主席、北京武术院院长吴彬担任主任,余功保、张永明、张全亮、李德润、潘小杰、王世泉、霍培林、高铁鸟、陈正雷、刘树春、张有峰、刘伟、刘宝玉、刘树行、翟启俊、吕韶钧、杨清泉、张玉林、杨遵利、王忠山、张运升、庄海、郭秀英、孙建军、何任道、王凯等武术界知名人士为专家组成员。王振清、鲍雅齐、高金铭、高金华、戴建英、蒋洲、刘连发、李斌、齐玉华、韩宝顺、徐双来、赵俊生、韩文书、冀云标、彭清泽等为理事会成员。

出席中华武士会研究会成立大会的领导、嘉宾、武术界名流们有原中国武协副主席、北京武术院院长吴彬,世界太极网总裁、太极拳文化研究学者余功保,北京武协副主席、北京八极拳研究会会长王世泉,天津市武术运动管理中心主任刘伟,天津市武协秘书长刘宝玉,南武当道协会长、世界武当太极拳联盟主席、世界养生联合会主席、武当道教研究会会长游玄德,北京大兴区武协主席、北京鸣声亮武学研究会会长张全亮,辽宁沈阳市太极拳研究会主席李德润,江苏徐州市武协副主席潘小杰,天津北辰区武协主席、天津八极拳研究会副会长鲍雅齐,天津静海区武协主席王振清,天津冀县武协名誉主席高金铭,天津无极武术文化研究会秘书长高金华,北京孙式太极拳研究会会长刘树春,北京八卦掌研究会副会长李京华,国际孙禄堂武学联合会主席李斌,国际孙禄堂武学联合会副主席兼秘书长、镇江孙氏武学研究院院长霍培林,国际孙禄堂武学联合会副主席、河北省沙河市孙式太极拳研究会会长、河北省非物质文化遗产孙式太极拳代表性传承人胡俭雷,国际孙禄堂武学联合会副主席、太仓市武术协会副主席、太仓孙式太极拳研究会会长沈宝发,国际孙禄堂武学联合会副主席、上海培训基地主任万勇南,河北保定孙禄堂武术院院长戴建英,山东济南形意拳研究会会长杨遵利,天津市八极拳研究会会长齐玉华,天津市通背拳研究会会长韩宝顺,天津市李旭洲形意拳研究会会长宋润和,天津市程派高式八卦掌研究会秘书长刘树行,上海桂亭武学研究会会长褚玉诚,上海形意拳名家高铁鸟,河北廊坊武协副会长赵亚军,辽宁朝阳武协副主席傅晓,山东泰安市企业家、太极拳名家庄海等。

张茂清会长向大家汇报了天津中华武士会研究会的筹备和成立经过以及研究会今后的发展方向,号召全体会员继承前辈遗志,团结一致,为继承、发扬传统武术文化贡献力量。吴彬、余功保等领导、嘉宾相继发言,对中华武士会在武术发展史上的地位和所做出的贡献给予高度评价,对中华武士会研究会的成立表示由衷的祝贺,祝愿它在新时代里再创佳绩,再创辉煌!中华武士会会员们演练了形意拳八卦掌、心聚六合软手通背拳、太极拳、太极刀、判官笔等拳术和器械,精彩纷呈。

 

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