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中国武術雑記帳 by zigzagmax

当世中国武術事情、中国武術史、体育史やその周辺に関する極私的備忘録・妄想と頭の体操 ※2015年2月、はてなダイアリーより移行

嵩山少林寺の海外進出

少林寺 現代中国武術事情

嵩山少林寺がオーストラリアに寺院を建設するという、ウォールストリートジャーナル日本語版の記事。記事は「少林寺が中国以外に進出するのは初めて」だというけれど、ドイツには2001年7月に徳国少林文化中心が作られていて、嵩山少林寺のウェブサイトでは、「少林寺が海外に設立した初めての少林文化センター」と紹介されていて、Shaolin Temple USAのウェブサイトには、An official branch of the songshan Shaolin Temple of china と出ている。リンクを貼った嵩山少林寺のページでは、文化センターは、40の国と地域で設立されているともあり、今回、いったい何をもって「初」なのか、記事はそのあたりを正確に伝えていないと思うけれど、いままでの「海外進出」とは規模が違うというところか。

 

 少林寺が初の国外進出、オーストラリアに寺院建立へ

 

伝統武術で知られる中国の少林寺がオーストラリアに寺院建立を計画している。少林寺が中国以外に進出するのは初めてのことで、資金も用意しているという。

 オーストラリア南東部にあるショールヘイブン市政府が2月23日にウェブサイト上に掲載した発表文によると、用地取得代金の残高を支払うため、少林寺の方丈(師僧)である釈永信(シー・ヨンシン)氏がジョアナ・ガッシュ市長に400万豪ドル(約3億7400万円)を超す小切手を手渡したという。この代金は、少林寺がオーストラリアに寺院を開くために必要な推定3億米ドル(約360億円)に上る資金の一部だ。

 釈氏は「中国僧の最高経営責任者(CEO)」と呼ばれることもある。今回の計画は、中国古来の寺院の伝統を事業化し、拡大しようとする釈氏の活動の一環だ。中国国営の新華社通信によると、少林寺ブランドを管理する「河南少林無形資産管理有限公司」は世界に40カ所以上の文化施設を展開しているという。

 釈氏は3日に北京で開幕した国政助言機関「中国人民政治協商会議」のメンバーにもなっている。

 新華社は3日、豪ニューサウスウェールズ州少林寺文化センターの建設を開始し、完工は来年になる見通しだと、釈氏が話したと伝えた。準備が進められている事業の青写真によると、この施設には仏教寺院やカンフー教室、医療センター、ゴルフコース、リゾートホテルなどが設置されるという。

 釈氏は新華社に詳細を語らなかったが、寺院とその他の施設とは切り離されると述べた。また、「少林寺がゴルフコースやリゾートホテルを建設する資金をどこから入手しているのかについて、多くのメディアが関心を寄せている。実際、こうした投資は少林寺とは一切関係がない」と語った。

 河南省工商行政管理局によると、河南少林無形資産管理有限公司は2008年に設立され、登録資本金は100万元(約1900万円)。釈氏は2人の株主のうちの一人だ。

http://jp.wsj.com/articles/SB11167655035836774773204580497311075572470