中国武術雑記帳 by zigzagmax

当世中国武術事情、中国武術史、体育史やその周辺に関する極私的備忘録・妄想と頭の体操 ※2015年2月、はてなダイアリーより移行

中国武術における「営業の個人化」と「標準化」

かなり畑違いではあるけれど、ハフィントンポストの「マーケティングの目的は、販売を不要にすること」という記事を読んで、中国武術界とよく似たところがあると思ったので、頭の体操のつもりでメモ。

「営業の個人化」が進行し、流派・門派があまりにも細分化したり、自称「大師」が氾濫するなどの弊害が生まれてきて、このままでは柔道やテコンドーとの競争に勝てないと、業をにやした「武術運動管理中心」が「標準化」を打ち出し、「段位制」という、「誰でも売れる商品」を推進しはじめた…という見立ては、あたらずしも遠からずな気がする(そのような観点から、段位制の可能性について触れられた記事を最後に引用)。

ただ「段位制」は確かに普及させるのに有利で、「売る側」(普及する側)にとっても便利な商品だと思うけれど、本当に学習者のニーズにあっているかどうかは結構微妙な気もする。

すくなくとも自分についていえば、ある流派の有名な先生に直接ご指導いただける機会が与えられたとして、「段位制の形がいい?それとも伝統の技がいい?」と聞かれたら、迷わず後者を選ぶと思う。

「段位制」と伝統武術がどう繋がるのか、たとえば「段位制」で翻子拳を身につけた学習者が、「先生、そろそろ伝統の形を教えてください」となったらどういうことになるのか、その辺も依然としてイメージができない。(結局、伝統の形のできる先生のところに行き、基礎からやり直すことになるのではないのか?)その辺の問題もゆくゆくは出てくことになるのだろう。もっとも、中国武術もほかの芸能と同じように、つきつめて考えれば一人一芸という世界と見ることもできるので、そこまでの解決策を「段位制」に求めるのは「無いものねだり」かもしれない。日本における古武道と現代スポーツとしての武道の関係ように、ときどきジャンルを跨いで活躍する人たちがいるけれど、基本的には別々の支持層に分かれてゆく、というだけの話かもしれない。
 あるいは、そんな先の問題より、まずは市場競争で生き残るのが先決、というほど切羽詰まった状況なのだろうか?

 「営業の個人化」という点について、沈剛老師の「太極拳流派再考」という文章も参考になった。

青少年热衷“洋拳” 中国武术如何突围?

2014-08-30 21:57:14 来源: 人民网(北京) 

新华社南京8月25日体育专电

新华社记者凌军辉、蒋芳、杨绍功

赛场内,上座率超过八成,孩子领着大人看;赛场外,培训班爆满,大人带着孩子学。在南京青奥会赛场内外采访,记者发现,跆拳道、柔道等项目受到青少年追捧,俨然成为青春时尚的符号。

青少年练“洋拳”、中老年打太极的背后,中国武术“老了”吗?面对极具观赏性、仪式感的“洋拳”冲击,传承几千年的武术如何重新赢得年轻人的心?

青少年练“洋拳”VS老年人打太极,中国武术“老了”?

青奥会柔道比赛吸引了很多少男少女,7岁的佳怡就是其中之一。陪同来的爸爸说,现在南京的女孩子很流行学习一些防身术,柔道、跆拳道是首选,“虽然培训班价格不菲,但我们家长都感觉还是很有必要。”

为什么不学习传统武术?“武术的兴趣班和培训班比较少,而且小孩子们感觉有点‘土’。”这位父亲回答略显遗憾和无奈。

在北京、上海、南京等大中城市,各类道馆数量远多于武馆。江苏省柔道协会常务副秘书长宋其涛介绍,全省已有多所学校将柔道列入必修课,仅南京游府西街一所小学就有800名学生学习柔道项目。

与之相比,拥有几千年历史传统的武术难以吸引广大青少年,这令很多业内人士感到担忧。

“其实武术仍是中国参与人数最多的体育运动,现在的问题是在青少年中不普及。”国家体育总局武术管理中心副主任邵世伟说,保守估计国内武术习练者有九千万,但以中老年人为主。当前急需结合青少年追求时尚的特点,进行简化和更多演示性推广,这已被列入国家武术锻炼十年规划的工作重点。

体系完备VS门派林立,武术推广“四手难敌双拳”?

在很多业内人士看来,完善的体系和良好的推广是“洋拳”迅速崛起的保障。在青奥赛场外进行跆拳道启蒙的奥运冠军吴静钰说,跆拳道有10级9段,不同级别选手的道服在腰带颜色上进行区分,“入门很简单,升级有乐趣”。

“经过一系列开发,跆拳道分套路、舞蹈、特技、竞技、功力击破等多个种类,能满足练习者的不同需求。”中国跆拳道协会下属的跆拳道示范团副团长罗秋声这样介绍说。

与此相比,历史悠久、门类繁多、缺乏标准一直是武术推广的难题。邵世伟介绍,目前经国家认定的传承关系清晰有序的武术拳种就有129种,再加上一些器械,练习方式又有上千种,如何精选、简化,业内争论不休。

“但可喜的是,这两年,有关部门在一些中小学校推广简化后的长拳,并在全国推行武术段位制,一步步完善教学和评价标准,已经取得一些实效。”邵世伟说。

几千年历史文化积淀,中国武术如何“焕发青春”?

从先秦的战术搏击、汉代“角抵”、晋代“口诀要术”到唐代“武举制”、宋元“武社武馆”,再到明清武林门派林立,拥有几千年文化积淀的武术被誉为中国的国术。然而,随着时代发展,弱化了格斗和防身功用的武术,如何吸引青年人、重新焕发青春?

“其实,跆拳道的很多文化和精神内核都来源于武术,可以说是武术的一个流派。”吴静钰认为,中国武术历史悠久、博大精深,需要学习者更加用心去体会,也需要借鉴跆拳道等项目的成功做法,在市场推广方面下更多功夫

一些业内人士认为,中国武术对外推广,缺的正是跆拳道等强调“整体包装”的营销术:从竞赛标准化、观赏性,到表演团队系统推广,再到服装、段位等竞赛礼仪以及相关器械用品的品牌培育。

当前,中国以及世界各地的武术爱好者正积极推动“武术入奥”。南京青奥会上,国际奥委会主席巴赫为武术首金获得者颁奖,令人振奋。

“逐步实现标准化的中国武术正迎来新的发展机遇。”邵世伟说,随着段位审批权下放、简化武术的推广以及各类比赛筯多,年轻人将会有更多机会接触 和学习武术。(完)

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