中国武術雑記帳 by zigzagmax

当世中国武術事情、中国武術史、体育史やその周辺に関する極私的備忘録・妄想と頭の体操 。頭の体操なので、たまたま立ち寄られた方は決して鵜呑みにしないこと(これ、肝要)※2015年2月、はてなダイアリーより移行

武術学校の体罰問題

河南省のある武術学校(名門である塔溝武術学校と推測されている)で体罰が行われている画像がネット上で公開され、一部で話題になっているらしい。この問題に関連して、武術学校という、独特の学校制度についてとりあげた記事が「光明網」に掲載された。
この記事によると、数字としてはいささか古いものの、2000年の段階の「不完全な統計」によると、当時登録されている武術学校だけで12,000校、百万人を超える生徒数が存在している。
これらの武術学校は、映画『少林寺』の大ヒットに、金庸武侠小説などがきっかけになり、伝統文化を復興させようという当時の時代状況も追い風になって設立されたようだ。
それらの武術学校の多くは、いまや伝統武術を教えるのではなくボクシングや散打やテコンドーなどのより実用的な技術を教えるようになっているといい、記事では、それは「市場と現実の選択結果である」としている。その現実とは、卒業生の多くが学校に残って教員になるか警備の仕事につく以外になく、若干条件にめぐまれたものだけが公安や武装警察に就職できたり、体育大学などに進学できるという現実であり、在学生の多くが夢見ているジェット・リージャッキー・チェンになるのは「ほとんど妄想に近い」、という現実である。
この「武術学校」の存在を教育界ももてあましているということがわかり、興味深い。
以下は、万国武術網からの転載。
肝心の体罰そのものについては、問題のある生徒がいるのも事実、と学校側に若干同情も示されている。

历史怪物武术学校何处去

网络曝出河南登封塔沟武校暴打学生的图片,令颇多网友吃惊,引起不少指责。据《南方都市报》说,登封某武校2006年体罚一违规学生,用勾拳、提膝、弹踢等动作,致使学生死亡,类似的体罚在当地武校是常态。 曝...
网络曝出河南登封塔沟武校暴打学生的图片,令颇多网友吃惊,引起不少指责。据《南方都市报》说,登封某武校2006年体罚一违规学生,用勾拳、提膝、弹踢等动作,致使学生死亡,类似的体罚在当地武校是常态。

曝光此事的发贴人称,学生被打是因为违反校规,比如抽烟、旷课等;还说武校暴力教育中,主要以棍棒打学生屁股,所谓臀部肉多,不留内伤。

不愧是武校,打人都体现出专业化色彩。先不忙做道紱批判,搞清楚一个事实,有没有从不打学生的武校?长期以来,武术学校用暴力管教学生其实为业内众所周知的事实。这事儿现在被惨乎乎的图片呈现到大家眼前,无非是移动多媒体普及的结果。用棍棒打屁屁实施惩戒,比起勾拳飞腿打学生,还相当“人性化”,既被教训,又无内伤。

扯句题外话,对此事不必上纲上线,早年英美最著名的贵族学校,如哈罗公学,还对违规学生实施鞭刑,并不妨碍培养出丘吉尔、尼赫鲁,全球富豪贵胄对该校趋之若鹜。

言归正传,现代社会确难以接受如此管教学生,但武术学校是中国独特历史产物,它在学校管理和生源素质上存在诸多问题。有时候打学生可理解为师资问题,有时候的确因为“学生难管”。其实,武术学校这个历史怪物向何处去,才是我们真正该关心的问题。

笔者有位表弟,叛逆期不爱学习,喜欢打架,其父常训斥道:“再不上进只有送你去武校了”。读初高中时,每年班上总有几个淘气学生偷家里钱,跑到少林寺武当寻师学艺,其中有一二位后来真被送去读武校。这样的学生到了武校,不管因管理混乱还是为严明纪律,很难不吃几顿打。

这类学生并非当代武校全部生源,但这部分学生构成早年武校兴起的市场需求。武校兴起于八十年代初,全盛于九十年代,原因有三: 1、原本中国就有深厚的武侠文艺氛围,只是文革遭到遏止。2、港台武侠文艺席卷大陆,标志性事件是《少林寺》风靡全国,培养出海量的少年儿童武术迷,金庸小说,李小龙电影进一步推波助澜。3、当时兴起复兴传统风,国家对兴办武校政策上有松动。

2000年初,体育总局武术运动管理中心的《武术通讯》透露了一个数据,不完全的统计,当时全国共有武校12000多所,学生人数逾百万,各种不在册的大小武馆、拳社更是不计其数,同样招生收徒。

所以造就了这样一个奇观,吾国在世界武坛地位不高,全球权威搏击赛事上鲜见国人,夺名次者少之又少,但武术学校却遍布中华大地。

武校繁盛之地北方以河南山东为主,南方以福建广东为主。武校以民办为主力,八九成为个人投资或集资办学,普遍规模偏小,教学水平总体较低。武校本身的性质决定了若孩子学习好或家庭条件好,一般不会选择进武校。

河南省武术学校生源现状调查与研究》对26所武校调研的结果显示:1、武校中以10至14岁,15至17岁学生为主。 2、入学动机主要有三方面:A、强身健体 B、希望毕业后通过特招进入大学深造 C、希望将来当武打明星进入娱乐圈。 3、生源分布以农村为主,城镇生比例不大。


可见,农村孩子是把进入武校当作改变命运的途径。中国武校的师资同样堪忧,以福建对18家武术学校调研为例,教员本科学历占11.5%,大专学历占11.5%,中专学历占15.4%,高中历占61.6%;学历合格者占23%,学历符规范者77%。可是根据教育法,初中教师应具备本科以上学历。调查还显示,从院校来任教的占15.4%,留校的占26.9%,从其它武校来任教的占57.7%,教员的知识结构,专业水平存在诸多问题。(《福建省文武学校教练员现状调查研究》,作者王伯余)

因武校毕业生文化素质偏低,制约其就业,近年很多学校打出“文武学校”的招牌。当然,通过数年淘汰兼并,的确也有少数学校变成产业龙头,办学质量提升。包括塔沟武术学校在内,早已不似武术迷想象的教授神马“大力金刚指”、“铁头功”等传统武术,而以实用的拳击、泰拳、跆拳道、散打等课程为主(早期以教授神功招揽学生骗人钱财的山寨武校非常之多),这是市场和现实选择的结果。

武校学生就业调查皆显示,毕业生去向的意愿排序是:1、当武打明星 2、进入院校深造或留高校当老师 3、进入公安、武警部队 4、留在母校当教练或从事保安工作。

据业内著名的搏击经理人邹国俊及其弟子康恩等告之笔者,真正就业状况恰跟意愿倒过来,绝大部分从业去向是第4个,少量家庭条件好,命运不错者的能有第2和第3种去向,成为李连杰、成龙几近妄想,进入剧组当武打替身已属幸运。

近年以搏击为主的武术产业在全球勃兴,博击成为美国继橄榄球、棒球、蓝球、冰球之后的热门运动,年产值在700多亿美元,中国博击产业正在萌芽阶段,中国城市中兴起健身或武术俱乐部,这是否可以大量吸纳武校毕业生就业呢?答案是否,因为国外搏击产业是靠俱乐部和职业联赛支撑,中国一无这个产业,二无这个机制,三是目前武校毕业生不具备职业水平;健身和武术会所更愿意吸纳体育院校学生以及退役职业选手。

中国武校并无相关产业支撑,毕业生无法从事高收入职业,再加上国家对武校学历层次的限制,就决定了生源和师资素质难有质的飞跃,可每年又培养出那么多难以就业的学生,这是头痛问题。教育界一直存在对武校是存是废的争论,然冰冻三尺非一日之寒,这个怪物向何处去,显然政府要担起责任。

来源:光明网
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